8月 302012
 

xoopsという仕組みを知り、いきなり東京ワークショップを作ったので、わからないことがあまりにも多く、作るのにかなり苦労しました。それでもなんとかオープンしました。しかし、誰も書き込みません。そこで、友人・知人が主催しているイベントの告知をお願いして掲載してもらいました。しばらくすると、ポツポツとログイン登録してくれる人が現れてきました。

さらに一年ほどすると「workshop」という単語でGoogleでは33位、yahooでは16位、msnでは11位に検索されるようになりました。ログイン登録者も順調に増えていきました。

やっていることは単純です。ログイン登録する際の約束をきちんと守っているかどうかチェックして、守っているひとにはログイン登録をし、守ってないひとにはどういう理由でログインできないのかを伝えるのです。そうやってログイン登録者を増やしていきました。

このサイトを作った頃は「ワークショップ」という言葉を知らないひとがたくさんいました。最近でこそ市民権を得た言葉ですが、作った頃には「もっと別の言葉にすればいいんじゃないの?」とよく言われました。「セミナー」とか「フォーラム」とかいろんな言葉をトップにすればいいと言われましたが、僕は「ワークショップ」がいいと思っていました。なぜなら、これから必要になる概念のような気がしたからです。「セミナー」や「フォーラム」では、正しいことに向かって探求がなされますが、「ワークショップ」は必ずしも正しいことへと向かわなくてもいいのです。正しいより、参加している人が「好き」とか「いい」と思うことが大切で、その感覚がこれからの何かに役に立つような気がしたのです。

ついにGoogleで「ワークショップ」や「workshop」と検索すると、上位いくつかに表示されるようになりました。おかげさまでたくさんの人たちが見に来てくれるようになりました。ところが、今年(2012年)の3月、サーバーのメンテナンス後に、xoopsがきちんと作動しなくなってしまったのです。